(c)2007 The Weinstein Company
これから以下ネタバレです、未見の方はご注意を。
これは‥何と言うか‥呆然とエンドロールを観るしかありませんでした、久し振りに観ました超絶鬱エンド。 流れるBGMがまた物悲しいのなんのってたまりません。 しかし早い段階で触手出てきた時にはどうなることかと思っていましたけど、またB級ホラーかとの若干の諦めを覆してですからね、とても面白かったです。
大抵の物語では成功を収める決死の脱出組がものの見事に散っていったのが印象的。 残った五人対して弾が四発しかないなんとも言えない状況、ある意味息子との約束を守ってまで進んだ絶望の果てで、死にたくて死にたくて絶望した親父が呼び寄せたモノが、笑っちゃうぐらい最高にイカレたモノだったのがねぇ‥最早笑うしかありません。
注目すべきは宗教おばさんと副店長。 宗教おばさんは閉じ込められて脱出できないパニック映画でその他大勢を扇動する本当に一番おいしいところ、もう観ててイライラすること間違いない立ち回りが最高でした。 そしてどう考えても真っ先に死にそうな副店長、この人は意外なスキルによる大活躍、この二人の対決がこの映画で一番盛り上がる場面でしたね‥今思えば‥。 しかし宗教おばさんを撃ち殺したのを見てヨシって思ったってことは、ある意味扇動されていた立場の人たちと一緒だったってことですよね、物語の外にいて見ているから群像が異常な方へ向っていっていると分かるけども、実は紙一重だったんですかね。
それと最後に軍のトラックに乗って見下ろしているおばさんの‥‥な視線が最高です。 結局我が身を顧みずに他人のことを思い行動した人は助かり、その人を見捨てた人たちは地獄を見たと‥宗教おばさんが言っていた神がこんなところに居たという皮肉が最高。 だって正直あそこで外に出たら絶対死ぬって思っていましたよ、フラグ無効化するなんて。
終始付きまとうモヤモヤ感、特に逃走劇の霧のシーンの気持ち悪い感じは大好きですね、アイツは必要だったかどうかは別にして。
とりあえずで普通に終わってもよかったのに、このエンディングにしてくれた人たちに感謝。 なんとなしに借りた映画が面白い時ほど喜ばしいことはありません、ただ新年早々に観る映画ではないかもしれないですけどね。




